Stadio Body Academy代表
理学療法士の水谷 亮介です。
皆さん肩が痛い人を目の前にして
どこから診ていいか・どこからアプローチしていいのかを悩んだことはありませんか?
気づけば知らない間にできた
「肩関節への苦手意識」
なぜ苦手になってしまうのか?
それには大きく2つ理由があります。
1つ目は
診なければいけない箇所が多いという事
肩は5つの関節が集まって動いているんです
肩甲上腕関節
肩甲胸郭関節
胸鎖関節
肩鎖関節
肩峰下関節(第二肩関節)
この5つのどれを診たらいいかが迷うポイントです。
2つ目は
肩関節の原因です。
実は専門書を見ると
肩関節周囲炎の原因は
原因不明であるとされているんです。
診るところがいっぱいなのに発症した原因が分からない
これでは苦手意識が出ても仕方ないんです
でも基本に立ち返ると
光がさしてきます
腕を上げる時の基本的な法則は
上腕骨(腕)の上方回旋(上に持ち上がる)と
肩甲骨の上方回旋(関節の受け口が上を向く)
これだけなんです。
迷ったときは
どうやったら肩甲骨を上方回旋にできるかに視点をおいて
評価を行ってみてください。
迷ったときは
「肩甲骨の上方回旋!!」