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月例講習会 2018年9月 解剖学から学んだ私が見たもの・触れたもの 〜臨床で得た気づきと腹腔内圧〜

痛みと動きのナビゲーター

理学療法士 水谷 亮介です。

腹圧を制する者は痛みのない身体を手にいれる。

まずは一日一回の深呼吸が大切というお話です。

整形外科のリハビリに勤務していると色々な症状を抱えた患者さんとお会いします。

痛みで悩まれている方

身体が硬くなって困っている方

筋力が少なくなって焦っている方

それらの症状には腹圧コントロールが上手く出来ていないという共通点があり、

腹圧コントロールができていないからこそ多彩な症状が出ます。

横隔膜、腹筋、背筋、骨盤底筋で囲まれた空間を腹腔といいます。

腹腔はよく風船に例えられ、

息を吸って横隔膜が下がると腹腔は上から押しつぶされて風船の中の空気はパンパンになります。

この状態を腹圧が高い状態といいます。

この腹圧は息を吸う時に高まります。

ただ、横隔膜の働きが弱っていると綺麗に息を吸う事が出来なくなり腹圧が高める事が出来なくなります。

ソファーの上でスマホを使ったり、

日々のデスクワーク、

家事などで動きのクセができ、

次第に呼吸が浅くなり横隔膜の働きも悪くなります。

研究結果でも腹圧コントロールが上手くで来ていないと、

痛みが出る可能性が高いと言う結果があります。

ポッコリお腹の状態も腹圧コントロールが出来ていないからなんです。

息を吸って横隔膜が下がったとき、

腹筋群が機能していないと内臓が前に押し出されます。

ポッコリお腹の出来上がりです。

風船が割れて中の水が出て来ちゃった状態に似てますね。

まとめると、、、

普段の生活からできた動きのクセが原因で横隔膜膜ね機能が下がり呼吸が浅くなりなる。

        ↓

腹圧コントロールが上手くできなくなってくるり

        ↓

腰痛をはじめとする痛みやポッコリお腹などの身体的変化が現れる。

となります。

負のサイクルから抜け出すには浅くなった呼吸を普段から意識して深くすればいいんです。

通勤中の電車の中、仕事の休憩中、寝る前に一日一回は深呼吸をしてみましょう。

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